カテゴリ:沙羅茶館の歴史( 46 )

沙羅茶館はお客様に支えられている・・

34年間も営業していると、自分では忘れてしまっていた事や、時
代とともに変化していかざる得ない、店の営業形態の話し等が、偶
然にも、この2、3日の間に、古くからのお客様から、聞かされた
のが重なりました・・・

お一人はSさんという札幌のお客様で、30年も前から、私用で旭川
に来た際は、必ずコーヒーを飲みに立ち寄ってくれていました。3年
程前には当時2階がまだカフェであった頃の、懐かしい「沙羅茶館」
の写真等を使い、ご自分で、スライドショーを作ったりしてくれてい
ました。上の「沙羅茶館」をクリックしていただくと、Sさんの作品
がご覧になれます。(写真集もあります。スライドショー上の沙羅茶
館をクリックして見て下さい)

Sさんは、2階のカフェの雰囲気がとても気にいってくれていました。
今は、1階だけになってしまった事を、とても、残念がっておりまし
た。

もう一人は、北見のTさんで、やはり30年も前、当時学生さんだった
頃、当店のコーヒーが好きで、北見に帰る途中には必ず寄ってくれてい
たらしいです。
当時、当店で初めて作製した、ノリタケ製のロゴ入のカップも2客購入
してくれていたらしく、一客はまだ大切に取っているよ・・・とおっし
ゃり、メールにカップの写真まで添付して送ってくれました。

ノリタケの商品なので、当時としては決して安い買い物ではなかったは
ずです。
このデザインのカップは、当店には一客も残っていないので、とても懐
かしく写真を見ていました。
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今、自分なりに考えると、沙羅茶館がこうして今でも続けられているの
は、決して自分の力ではなく、こうした、お客様一人ひとりに支えられ
ていたからこそだと思うのです。
ありがたくもあり、嬉しくもあります。
本当にありがとうございます。
by sarasa-kan | 2012-10-25 06:40 | 沙羅茶館の歴史

私のささやかな贅沢・二階のカフェの現在

現在、沙羅茶館の営業は、一階にすべてまとめ、コーヒー豆の
販売と、狭いですが、カフェもきちんと営業できる形態になっ
ています。
古いお客様からは、よく、二階はどうなったの・・とのお問い
合わせがありますが、二階は現在は営業していません・・

格好つけて言えば、長い沙羅茶館の歴史の姿を、そのまま残し
た、言わば、個人的な趣味の空間になっています。

スウエーデンのハンドール社の薪ストーブがあり、カンディハ
ウス(昔はインテリアセンター)と言う会社のデザイナー物の
座り心地は、決して良くはないのですが、デザインが気にいっ
て購入した、椅子も何脚かあり、そんなのに座り、高いドーム
の空間の下に身を置くと、とても落ち着きます。私のささやか
な贅沢です。

何せ、30年以上もこの空間で商売していたのですから、もう
二階のスペースは、開放してやってもいいのだとも思っていま
す。

古くからのお客様の中には、二階のドームのある開放的な空間
が好きで、遠くからでも、わざわざ来ていただいた方も、多く
いらっしゃいます。そんなお客様にはたいへん申し訳なく思っ
ています。スミマセン。

しかしながら、そんな私の我がままもどうぞご理解下さい。

そのうち、二人の娘の中の誰かが、もう一度カフェでもやりた
いと言い出すのがいるかもしれませんが・・・それまでは、私
と家内の一番落ち着ける空間として、毎日、掃除だけは欠かさ
ずにし、昔の姿をそのまま残しておきたいと考えています。

*参考迄に、現在の二階がどうなっているか、写真を何枚か載
せておきますね・・・
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*昨日、ブラジルのカップ・オブ・エクセレンス受賞豆、シッ
チオ・ベラ・ビスタが完売しました。皆様ありがとうございま
した。
by sarasa-kan | 2012-09-10 05:30 | 沙羅茶館の歴史

沙羅茶館の歴史の続き・一階のカフェ

この間、ブログで書いた、沙羅茶館の歴史の記事を見たお客様から
当時、一階はどんな風だったのかと聞かれました。
現在、売店になっていたり、カフェになっている奥の間の事です。

はずかしいのですが、少し当時の事をご紹介しますね。
一階の現在売店になっている部分は、狭いながら住居として使用し
後で増築した、今はカフェとなっている奥の部屋は、子供部屋にな
っていました。

そのあたりの事は1983年発行の「住宅建築」という建築雑誌の
中の北国の住まいというページの中で、建築家倉本龍彦さんの作品
のひとつとして紹介されています。作品名は沙羅茶館ではなく、娘
の名前をとって「○○ちゃん家」となっていました。もう30年も
前の事です。
今、思い出せばとても住みにくい住宅でしたが・・・

古い雑誌から、カメラで何カ所か写し撮ってみました。当時の雰囲
気だけでも伝わるでしょうか。(画像は不鮮明ですが・・・)
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             現在の一階部分です
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部屋の周囲は、穴あきベニア板の収納ボックスで囲まれていました
居間と寝室が一緒になったワンルームでした。
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この間までは、奥の部屋に続く渡り廊下には、小さい頃の子供が書
いた、いたずら書きがあり、そのまま残しておきましたが、先日、
家内が、大掃除だと言って、きれいに消してしまいました・・
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奥の子供部屋です。テーブルの上にあるのはタイプライターで、店
の案内文などを作成していました。まだ、パソコンなど無い時代で
した。


今は、当時の面影はなくなってしまいましたが、確かに、私たち家
族の営みが、そんな空間に存在していたのです。

古い話しで恐縮です・・・
by sarasa-kan | 2012-09-02 05:51 | 沙羅茶館の歴史

沙羅茶館の歴史・1979年当時の雑誌が出て来ました

店の中を整理していたら、開店当時の沙羅茶館が紹介されてい
る、ある建築雑誌が出て来ました。開店してからもう34年も
たつのか・・としみじみ掲載されている雑誌のページをながめ
ていました。

店の設計は、札幌の建築家、倉本龍彦さんに頼み、店の案内状
やメニュー、マッチなどのデザインは倉本さんの奥様が担当し
てくれました。今ではすっかり有名になられた倉本さんの初期
の建築作品です。

当時は、2階が喫茶店、1階は焙煎室と住宅になっていました
周囲には建物らしきものは何も無く、寂しい場所でした。そん
な何も無い荒れ地の、僻地な場所に沙羅茶館はポッンと建って
いました。まだ住所表示も東鷹栖と呼ばれていた時代です。

今では周囲には、いろんな建物や遊技場まででき、すっかり店
が埋もれてしまいました。開店当初から来ていたお客様も、店
の場所が分からなくなり、通り過ぎてしまうくらいです。時代
は変わるものだと痛感しています。

喫茶のインテリアは、北欧スウエーデンの家具メーカーである
イノベーターの椅子や、大小のワイヤーボックスで統一され、
そこに花やグリーンを飾り、今思えば、当時としては、なかな
かおしゃれな店でした。

よく皆から、こんな場所で、食事も出さず、コーヒーだけで商
売ができるのかと、心配やご忠告もいただきましたが、今まで
何とか細々とでも、潰れずに営業してきました・・
自分では、カフェの原点はこんな店だと思ってもいます。

これからも、一人でも、沙羅茶館のコーヒーファンがいる限り
店は続けて行かなければいけないと、改めて思う今日この頃で
す。
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       写真は1980年発行「別冊商店建築・秀作喫茶店第2集」より
       雑誌も古くなり、写真も色あせていますがご勘弁を・・・
by sarasa-kan | 2012-08-30 05:03 | 沙羅茶館の歴史

沙羅茶館が紹介されました

るるぶで出版している「ドライブ北海道・13年版」
に沙羅茶館が紹介されています。これからのドライブ
シーズン、ぜひご覧下さい。
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by sarasa-kan | 2012-04-14 08:20 | 沙羅茶館の歴史

隠れ家的な奥の間

カフェと呼ぶにはちょっと抵抗があるのですが
1階奥の間にはテーブル席を10席ほど用意し
てあります。お一人でも、グループでも歓迎で
す。焙煎工房でローストされたコーヒーの試飲
をしたり、紅茶を味わったりと、ゆっくりとし
た時間を過ごしていただけるとうれしいのです
が・・・
現在は、沙羅茶館の従来のカフェイメージから
自家焙煎珈琲豆の販売をメインとした営業に、
少しずつ形態をシフトさせています。取り扱う
コーヒー豆は最高級品質のスペシャルティコー
ヒーばかりです。どれもが自信を持ってロース
トしたコーヒー豆です。
ぜひ一度ご賞味下さいませ。
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上記の理由もありまして、2階のカフェは現在
お休みさせていただいております。どうぞ1階
のカフェをご利用下さいませ。これに伴いケー
キ類のご用意もありません。気にいったスイー
ツ類があれば、お持ち込みは自由とさせていた
だいております。勝手言って申し訳ございませ
ん。よろしくお願い致します。
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by sarasa-kan | 2012-02-07 16:40 | 沙羅茶館の歴史

きょうの沙羅茶館/3.31

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by sarasa-kan | 2008-03-31 07:04 | 沙羅茶館の歴史

2009年北海道ベストガイド掲載

北海道ベストガイド2009年版(成美堂出版)に当店が
紹介されています。
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by sarasa-kan | 2008-03-29 10:38 | 沙羅茶館の歴史

きょうの沙羅茶館/3.29

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by sarasa-kan | 2008-03-29 07:25 | 沙羅茶館の歴史

きょうの沙羅茶館/3.28

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by sarasa-kan | 2008-03-28 06:32 | 沙羅茶館の歴史